保育士 激務

保育士辞めたい

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保育士は子供を見るだけじゃない!その激務の実態とは

読了までの目安時間:約 11分

 

保育士の主な業務と言えばもちろん、

 

子供の安全を守り、子供にとって過ごしやすい環境を提供する事です。

 

実習中も、子供の安全に気を配り、如何にして、

 

出来ない事を少しでも出来る様にするか奮闘した方も多いと思われます。

 

 

ですが、実際の保育士の業務はそれだけではありません。

 

 

今回はそんな保育士が激務と言われる訳をお話し、保育士の過酷な労働環境についてお伝えしようと思います。

 

 

 施設に務める保育士の主な業務って?

保育士の主な業務は、

 

施設職員保育士で大きく違います。

 

まずは施設で働く保育士の仕事から見ていきましょう。

 

施設職員の保育士も、

 

 

児童養護施設

 

児童自立支援施設

 

障害者入所施設

 

 

などと様々な分野に渡るので一概には言えませんが、

 

今回は私の勤めていた入所型の施設の仕事についてお話しします。

 

まず一番最初に、殆どの場合は児童相談所から要請があり、子供を引き取るか引き取らないかの審議が重ねられます。

 

そこで話し合われることは、だいたい以下の様なことです。

 

施設の空き状態

 

通っている学校との兼ね合い

 

施設の方針がその子供にとって適切か

 

居住している子供の状態

 

その審議に参加し、子供の状態を把握し、施設に戻るとほかの職員にも会議内容を伝え、施設内でも審議を重ねます。

 

また、その審議の為に必要な書類の量が凄まじいのです。

 

の子のプロフィール

 

性格傾向

 

家庭環境学校での様子

 

常備薬があれば常備薬の情報

 

そして掛かり付け医等・・・

 

それを纏めて施設職員に提出し、また施設職員内で話し合った施設内の受け入れ状態、

 

そしてその子が起こすかもしれない問題行動、その対処法を纏めて児童相談所に提出し、審議を行います。

 

私自身一年目ながらも受け入れを任された為、毎日様々な参考文献を読み漁り、子供の対処法を纏め、

 

施設職員の同意や質問も纏めて児童相談所に尋ねたりと、パイプ役に奔走していました。

 

しかし、実際の業務はそれだけではありません。

 

環境を整える為に、一ヶ月毎に壁面を変えて施設の雰囲気を明るく保つことも基本的な仕事のひとつなのです。

 

子供が季節を感じられる様な飾り付けを意識しなければなりませんので、壁面を載せている本と毎月睨み合いです。

 

プリントアウトなどはできませんので、画用紙や折り紙などを切り貼りして、手作りで仕上げます。

 

加えて、入所施設なので日常生活は全て施設で送る子供の為に、

 

日用品の買い出し、そして学校行事がある場合はその学校行事に必要な物の買い出しがあります。

 

なので、休みの日も子供の必要品を買い出しに行く事が多く、一日ゆっくり出来る日は殆どありませんでした。

 

また、措置入所になると親との関係性を慎重に再構築しなければなりませんので、いくら行事や面談があるからと言って簡単に親に会わせる事は出来ません。

 

なので、親の代わりに面談や行事に参加し、親にその状況を報告する事も業務に入ってきます。

 

他にも細々とした業務が山の様にあるので、

 

夜勤明けに時間通りに上がれる事の方が珍しく、休みも一日丸々得られれば儲けたという気分です。

 

施設職員はプライベートと仕事の境界が曖昧で、休みの日でも電話が掛かってきて休まる間もないのが特徴的です。

 

 

 

 施設職員より保育士の方がいい?

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その後私は保育所保育士に転身しますが、決して楽になったとは思えませんでした。

 

先ず一番私の中で大きかったのは、

 

常に誰かが自分の傍に居るという状況でした。

 

施設で働いている際は昼間は子供が学校に出払います。

 

その後作業をしたり、子供と接した後も掃除や雑務で一人になる時間もありました。

 

一人になることで、子供に対しての接し方を振り返ったり、この後の仕事の計画を立てる事も出来ていました。

 

保育士はというと勿論、四六時中、子供や保育士が傍に居て、

 

たとえ何か問題が起こって落ち込む事があっても、その場で直ぐに切り替えて次に行かなければいけません。

 

自分を振り返る時間の無さもあり、

 

何が間違っていて何を改善するべきなのか?

 

こんなことも保育士同士で満足に話し合う事も出来ないので、

 

一回のミスで非常に自分の印象が悪くなったり、信頼を失う事が多々ありました。

 

一息つきたいと思う事があっても、休憩室でも常に誰かと一緒になり、

 

とにかく人と常に接していなければならない状況は中々辛かったです。

 

また、壁面を作る作業は子供が居る内には絶対に出来ませんので、仕事が終わってから残業でするのが当たり前となっていました。(勿論残業代は出ません…)

 

ですが、何か先輩保育士が仕事をしていれば、それが自分に全然関係なくても、別に急ぎの仕事で無くても

 

手伝わないと非常に印象が悪いと周りの保育士に責められます。

 

なので、先輩保育士の仕事を一緒に手伝って、その後自分の仕事に取り掛かる頃には夜の21時を過ぎているという事もざらでした。

 

自宅に仕事を持って帰り、それこそ徹夜で仕事を終える事も多々ありました。

 

それでも其れが当たり前なので、誰も褒めてはくれませんし、出来が悪ければかなりの勢いで詰られます。

 

休みは基本的に連絡が来る事はありませんが、

 

大概の保育園は動物を飼っている所が多いので、新人順に必ず餌遣りに出なければいけません。

 

やはり完璧な休み!という訳ではありません。

 

 

 仕事が年々増え続ける理由

施設保育士も保育所保育士も、年々仕事量が増えていく理由は、

 

やはり親からの要望・児童相談所に入所する子供の変化にあると思われます。

 

これまでは、親からの虐待やネグレクトで保護されていた子が措置の大半を占めていましたが、

 

今ではスマホの普及や、交通の利便性で都市部にどんどん子供が進出する様になった事で起こる、

 

売春・薬等の非行行為を受けて両親が子供の面倒を見れなくなり、子供を施設に入所させるケースも増えています。

 

また、今日では発達障害の解明も進んでおり、児童相談所に入った際に行ったテストで発覚するというケースも少なくはありません。

 

そこで施設保育士は、発達障害への対応、施設側としても受け入れる為の十分な部屋の確保等が求められます。

 

保育所保育士も勿論、気になる子供の発達障害を明らかにし、少しでも上手く付き合える様に支えなければなりません。

 

発達障害児の知識を深め、子供だけでは無く親御さんへのケア・フォローも非常に重要となるのです。

 

また、最近ではモンスターペアレンツという、自分の思い通りにして欲しいと無茶を言ってくる親も徐々に増えてきています。

 

なので、保育士は日々子供に対して親の意志も汲み取った対応を求められ、それに比例して仕事はどんどんと増えていくのです。

 

人数が居ればフォローし合えるものですが、人手不足も非常に深刻な世界なので、

 

最低限の人数で最高の対応が常に求められるのは苦しいものがあります。

 

過酷な労働環境を改善しない限りは、保育士に激務が常に伸し掛るでしょう。

 

 

 最後に

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結局、施設職員か、保育所職員どちらが良いの?と聞かれると、

 

どちらも精神、肉体共に疲弊していくばかりです。

 

一人の時間は確保出来るけれど、

 

プライベートが殆ど無くなる施設職員か

 

夜勤等は無いが一人の時間がとれない保育所保育士か、

 

自分の体調と話し合いつつ、いずれにしても激務への覚悟が必要です。

 

 

 

 

 

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