保育士辞めたい

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保育士の多すぎる書類仕事に時間外労働

読了までの目安時間:約 12分

 

保育士として働き始めると、最初はその仕事量に驚きます。

 

直接的な子どもとの関わり以外の仕事が多すぎるからです。

 

日々の記録、計画表、制作物準備、おたより作成、室内装飾、行事準備など、多種あります。

 

子ども達と楽しく遊んでいる姿ばかりが印象的ですが、見えないところでこなしている仕事は大量です。

 

いったいいつ、どうやって、この量の仕事をこなすというのでしょうか。

 

 

 

様々な書類作成と記録 

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保育には、計画書があります。

 

・日案

・月案

・年間計画

・行事計画

・個人記録

・健康記録

・様々な反省記録

 

年齢により書式、記入量は違い、年齢が下がるにつれ、記録も計画も細かくなっていきます。

 

乳児の児童表(成長の記録)記入は毎月記入の園がほとんどです。

 

小さければ小さいほど、一か月の成長は大きいので、それを記録に残します。

 

 

毎月、クラス便りの発行がある園は、月末発行が主流です。

 

今月の子どもたちの様子や次月の予定、お願い、お知らせなどを掲載します。

 

手書き派もいますが、パソコンで制作する人がほとんどとなりました。

 

前年度のおたよりを参考に出来れば時間短縮になるので、パソコンでの作成が推進されています。

 

 

毎日、かかせないのはクラス日誌の記入です。

 

日誌以外に、散歩報告、行事報告、会議の書記にあたると、その記録・・。

 

保育士は常に記録、計画に追われているのです。

 

 

 

まだまだある、クラス以外の仕事

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行事の担当者は、資料を用意します。

 

職員に配布し、内容検討をするために計画書を作るのです。

 

 

例えば以下のようなものがあります。

 

・どんな遠足にするか

・ゲームの内容

・準備するもの

・仕事の分担

・行事での職員出し物を考え、準備する

 

会議の期日に間に合うように作成するので、保育の合間、残業、持ち帰りでそれらをこなします。

 

 

写真係りは、集計の仕事に追われます。

 

写真を撮らない園もあるそうですが、保護者の要望に応えて、たくさん撮る園が多いのではないでしょうか。

 

 

「園での可愛い様子を見たいから」

 

「家ではなかなか撮れないから」

 

 

保護者の気持ちもわかります。

 

ただ、撮るだけならいいのです。

 

写真係になったらたまりません。

 

人数の多い園では、枚数が大量です。

 

注文も配布作業も溜まってしまうと、混乱し、大変な作業になります。

 

 

「そんなにたくさん同じような写真を撮らないでーー!!」

 

 

写真係が怒りたくなる気持ちが分かります。

 

 

事故、怪我があれば報告書を記入します。

 

通院が必要となったらさらに詳細に経過を記録します。

 

加えて、保護者とのやり取りや、保護者の反応と様子を記入する欄を設けている園もあります。

 

 

他にはこのような書類もあります。

 

・保護者からの苦情報告書

・懇談会報告

・クラスの様子に、個別の子供の報告

・家庭訪問記録

・個人面談記録

 

気になる子、障害のある子の記録は毎日のケースが多く、これも大仕事です。

 

 

情報を共有するために記録は果てしなく続きます。

 

 

いったいいつやるの?事務仕事

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毎日、午睡時間には連絡ノートの記入があり、人数が多ければその分時間がかかります。

 

眠れない子がいたら、記入を中断し、寝かしつけます。

 

休憩どころではありません。

 

日誌までたどりつければ良いけれど、最低でも午睡中にノート記入だけは終わらせなければならず、その他の記録、仕事は後回しです。

 

 

1日の勤務時間内で、事務仕事までこなすのは不可能です。

 

遅番に当たってない日の時間外、もしくは、遅番の仕事終了後、持ち帰り、休日にこなす、朝早く出勤してやる人もいます。

 

月末は児童表記入と、次月の個人計画、クラス計画、そして毎月お便り発行まであるのですから、仕事は途切れません。

 

 

季節の行事の作り物準備も毎月のようにあります。

 

・こいのぼり

・提灯

・運動会の旗

・七五三のちとせあめ袋

・クリスマスプレゼント

・オ二のお面に、豆入れ

・卒園児へのプレゼント

などなど・・・

 

部屋の装飾を毎月変える園あります。

 

書類作成以外にも、手がひっきりなしに動いているイメージです。

 

常に先を見据えて、時間を作り、1年間走りっぱなしになってしまう仕事なのです。

 

 

家庭がある人は夜中の家族が寝静まった頃、パソコンに向かいます。

 

眠気と闘いながら、朦朧とした頭で

 

「時間外労働の手当をもらったら、いったいいくらになるんだろう」

 

そう思ったこともあります。

 

しかし、そう思っても手当は出ませんから、考えると虚しくなります。

 

 

世の中にはサービス残業があふれています。

 

 

その例に漏れず、保育士もサービス残業、無報酬休日出勤を、黙ってこなしているのです。

 

 

休日出勤をする際、我が子を連れて保育園に行き、遊ばせながら仕事をしたこともあります。

 

 

 

仕事の簡略化のお勧め

簡略化は工夫次第です。

 

 

子どもの『一人一人の発達を促す生活』が出来るようにしていくためには、一人ひとりの資料が重要です。

 

記録は、大きな参考資料になります。

 

複数の職員と、子どもの個人目標を共有することができ、次年度、次回へと引き継がれます。

 

 

でも、これだけの量の仕事を抱えていては、一番大事な子どもとの関わりに支障が出てしまいます。

 

それを防ぐため、記録は最小限に減らし、記入方法も簡単にしています。

 

また、誰でもできる雑務は完全にパートさんにお任せしています。

 

それによって、担任しか出来ない仕事をする時間を確保でき、職員の負担軽減になります。

 

 

 

ピアノは、難易度の高い曲は、得意な人に任せても良しとしましょう。

 

 

‘作り物’もたくさんありますよね。

 

運動会や発表会の衣装作り、壁面づくり。

 

これも得意不得意があります。

 

しかも、競い合うように作ると大変です。

 

助け合い、アイディアを出し合い、なるべく懲りすぎないようにすると、気持ちも少しは楽になります。

 

 

ただし、これらのことは人間関係が良くなければ実現しません。

 

 

 

最後に

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保育士は大変だけど、その分やりがいがあって子ども達も可愛いです。

 

でも、膨大な仕事量に忙殺され、一日の終りにはヘトヘト、休日も仕事から解放されないこともしばしばです。

 

園長、主任クラスは「みんなやってきたことよ。」と気にもとめません。

 

 

時には、心から休める時間が必要です。

 

 

まじめで、きちんとこなしたい性格の人ほど、無理は体に出てきます。

 

自分の健康を考える余裕がないと、大病に気づかず過ごしてしまう可能性があります。

 

自分が日々、どれだけの重圧を抱えていたか、大病を患ってから気づいても遅いのです

 

 

やるしかないと、目の前の仕事に夢中で取り組む姿勢は素晴らしいです。

 

ですが、一度冷静に、自分の仕事量を書き出してみましょう。

 

体を壊す前に対策を考えることが必要です。

 

案外、無理している自分を自覚できないものなのです。

 

 

保育園にこだわらなくても、子どもと接する仕事はたくさんあります。

 

企業内保育、院内保育など、わりと行事の少ない園もあります。

 

保育士という資格を生かした持ち帰り仕事のない業種もあります。

 

もちろん、仕事の厳しさはどんなところにもあるでしょう。

 

でも、持ち帰りの仕事が常にあるような保育士の仕事がどれだけ過酷か、ちょっとだけ、考えてみませんか。

 

 

頑張り過ぎも考えものです。

 

しっかり心と体を休ませてください。

 

 

 

 

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