保育士 人手不足

保育士辞めたい

保育士を辞めたい人に対して、辞め方と辞めてからのアドバイスブログです

人手不足の皺寄せは、全て現場の保育士に来るんです!

読了までの目安時間:約 10分

 

この春、辛い実習を耐え抜き、課題の多さに疲弊しながらも何とか保育士資格を掴み取って

 

”立派な保育士になろう”

 

”子供に好かれる保育士になろう” 等…

 

様々な想いを胸に、保育士として現場に踏み出したのに、

 

待ち受けていたのは、

 

 

実習時を超える劣悪な労働環境だった…

 

 

というのも、保育士では珍しい事ではありません。

 

実習生はあくまでも”お客様”という立場で現場へと入る事になるのです。

 

その”お客様”に、保育園の裏側である経営、労働時間、そして人間関係を見せる筈がありません。

 

今回はそんな水面下の戦いを、人手不足と絡めてお話をしていきます。

 

病気だろうと有給が取れない

一年目の新人に辛い事…

 

それは”有給が取れない”という事。

 

新人は何かと色んな場面で駆り出され、

 

仕事が終わらずに午前様…という事も珍しくはありません。

 

私も行事前や設定保育の前の一週間は、

 

毎日の様に残って膨大な量の仕事を家でも保育園でもこなしていました。

 

『保育園で空いた時間を使ったり、多少残業をして仕事を終わらせればいいのに!』

 

なんて思う方もいらっしゃると思いますが、そんなに甘くないのが保育士の世界です。

 

保育士の世界は絶対的な上下関係、自分の仕事は全然手伝って貰えないのに、

 

「先輩が仕事をしていたら、幾ら火急でも自分のを後回しにしてでも手伝いなさい!」

 

という暗黙の了解があるのです。

 

保育園では存分に先輩の仕事でコキ使われ、家に帰れば今度は自分の火急の業務を泣く泣く夜通しした事もあります。

 

かと言って早く帰って仕事をしようにも、

 

「先輩が残ってるんだから先に帰るなんて許さない」

 

という謎の圧力によって、結局遅くまで残らされるハメになります。

 

休みは休みで研修でもあれば駆り出され、

 

保育園の補修がある場合も新人から順番に呼ばれる為、

 

まともな休みが全部取れる事は稀です。

 

そんな過酷な業務に加え、慣れない環境で必要以上に神経を削り、大概の新人保育士は体調を崩してしまいます。

 

今体調を崩している方、辛いですよね、私も経験者です。

 

そこで、熱が非常に高く、もう立つ事で精一杯の状況なのに、保育園に電話を掛ければ嫌そうな声で、

 

「えー…困ったわね、人居ないんだから来てもらわなきゃ回んないわよ。」

 

なんて言われてしまいます。

 

確かに自分の健康管理にも問題があったかもしれません。

 

ですが、新人として頑張ろうとした結果がこの体調不良であれば、何とも悲しい話ではありませんか。

 

乳児クラスは複数担任で休みやすいんじゃないかな…

 

なんてその考え、大きな間違いですよ!

 

乳児クラスが複数担任なのは、子供が常に小さな事で怪我をする危険、噛み付きの危険があるからなのです。

 

全く以て簡単に休めるわけがありません。

 

保育士はその激務に見合わない薄給で、無くてはならない仕事であるのに行政から全く報われる気配がありません。

 

行政からの補助も、保育園の遊具や必要な日用品を充分に用意する程も貰えません。

 

なので、必然的に削られるのは人件費となってきます。

 

 

その結果、必要最低限の人数で出来るだけ多くの子供を受け入れようという状況が出来上がります。

 

 

補修や掃除、保育に関係の無い日常の雑務まで保育士が賄う事となってしまい、

 

有給は愚か、休みすら充分に与えてもらえないというのが現状なのです。

 

 

 茨の様な人間関係の招く悲劇…

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保育士の人手不足を語る上で外せない事、

 

それは人間関係です。

 

保育園の平均年齢や、勤続年数を見てみると、いずれも若い事が多いです。

 

これが何を指すのかと言うと、

 

短期間で辞める方が多いということ。

 

保育士は正に体力勝負の現場仕事です

 

年を重ねれば重ねるだけ、身体に負担が掛かるので、その寿命が短いと言われています。

 

そして辞めた方々に理由を尋ね、一番返ってくる答えが

 

 

…人間関係の悪さなのです。

 

 

前述した通り、保育士は子供を預かり非常に和やかな雰囲気で子供と遊ぶ。

 

そんなイメージでしょうが、全く違います。

 

現実は、子供に対しては優しく、同僚後輩に関しては厳しく、それこそストレスをぶつけるかの様な接し方が目立ちます。

 

自分を鍛えてくれる様な厳しさなら大歓迎なのですが、

 

相手にしか分からない事を聞いただけで、

 

「はぁ!」

 

と大袈裟に溜息を吐かれたり、

 

「え、…知らないの?」

 

と明らかに馬鹿にした様子で声をかけられた事も私自身何度もあります。

 

優しく物事を教えて貰えるなんて期待は全くできません。

 

人手不足で常に忙しい先輩方の気は立っており、分からない事を聞く新人の言葉ですら煩わしいと思われてしまうのです。

 

 

過度の人手不足は、人間関係に酷い亀裂を入れてしまいます。

 

 

非常に悲しい事ですが、これが人手不足の保育士の現場の現状です。

 

 

 

人手不足は子供にも危険を及ぼします

人手不足という事は、

 

常にギリギリの人数で、定員一杯の子供を見なければならないという事。

 

子供の機嫌はその日の体調や様々な事で非常に左右されやすく、普段は落ち着いている子でも突然泣き出す事だって珍しくはありません。

 

その不穏につられ、噛み付きの出る子の不安な気持ちも引っ張ってしまい、結果歯止めが効かず噛み付きを引き起こす…

 

そんな負の連鎖を引き起こしてしまうのです。

 

子供に怪我をさせてしまうショックは、私も経験がありますが、思った以上に激しく精神を消耗し、

 

いつまでも己の中に残り、最初の一週間は毎日夢に出る程落ち込みました。

 

更に、その親御さんも噛み跡となると当然顔色を変えます。

 

大切な我が子に歯型が付いていれば、ショックじゃない親御さんなんて居る訳ありません。

 

人手不足はあくまで内部事情であり、親御さんには関係ありません。

 

幾ら自分が必死に保育をしていても、報われずに怒られる事は沢山あります。

 

人手不足が原因で引き起こされる問題は保育士の精神を蝕み、どんどん自信を奪ってしまいます。

 

 

 

最後に

 

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保育士は、幾ら努力をしても報われない事が多い仕事です。

 

子供に関しても、職場環境にしても、辛い事の連続が待ち受けています。

 

ですが、一々それを間に受けてはいけません。

 

 

自分なりにベストを尽くして満足出来たら、勿論助言やアドバイスはきちんと受け入れて切り替える事が大切です。

 

 

人手不足は、この労働環境や賃金では暫く続いてしまう事でしょう。

 

だからこそ、少しでも現場の辛い声が届き、労働環境が向上する様に願ってやみません。

 

 

 

 

 

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